『トップガン マーヴェリック』(ネタバレレビュー)ファンがずっと観たかったものを作ってくれた!

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

まだまだ興奮冷めらやぬ、『トップガン』の36年ぶりの続編、『トップガン マーヴェリック』。

今回はネタバレレビューです。

それを書かずにいられないほど、ファンが観たいものを作ってくれた今作。

前作を当時観た人も、今回初めて観る人も、心がマッハで持っていかれる、素晴らしい映画でした。

今の時代にあえてCGじゃなく生の飛行映像を撮ることにしたトムの意気込みと、この作品とファンを誰よりも大切にしている愛情を感じまくった♪

トム、最高です。トムじゃなきゃ作れなかった。

ぜひ、何度も劇場に足を運んでくだされ。

ストーリー

トム・クルーズの名を世界に轟かせた、1986年公開の『トップガン』の36年ぶりの続編。

アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校「トップガン」に、ある特別な任務を遂行するために教官としてマーヴェリック(トム・クルーズ)が呼ばれる。

呼んだのは、かつてのトップガンの同期、アイスマンことカジンスキー大将(ヴァル・キルマー)だった。

マーヴェリックが「トップガン」に赴いた時、その特別な任務にあたらせるため、生え抜きの卒業生が選ばれ集められていた。

その中には昔の相棒でトップガンの訓練中に亡くなったグースの息子ルースター(マイルズ・テラー)もいて戸惑うマーヴェリック。

生死を伴う難しいミッションだったが、全員生還させるためにマーヴェリックの厳しく型破りな訓練が続く。

生徒や教官からも反発されながら、相棒を死なせたという過去のトラウマに悩みつつマーヴェリックが奮闘していく・・。

果たして無事ミッションをやり遂げることができるのか。

これから下はネタバレレビューです。読まないほうが100%感激しまくります。1作目の『トップガン』は観てから行くのがオススメ。

⇩ネタバレなしのレビューはこちら

最初から心を奪われる!つかみが最高!

もうね、映画冒頭が泣けるのよ。

「トップガンアンセム」(※1)が流れながら、「トップガン」とは・・の説明から始まり、いきなりF-18戦闘機の空母からの発艦(洋上の空母から戦闘機が飛び立つこと)スタートでとどめの「Danger Zone(デンジャーゾーン)」が!!(※2)

※1・・・前作『トップガン』で冒頭に流れたバラード
※2・・・前作『トップガン』の、ケニー・ロギンスが歌う大ヒットしたテーマソング。

この続編を最初観た時はもうここで涙出たよ。高校1年生の感動が蘇ってきた!

『トップガン』で、初めてアメリカの軍のパイロットのかっこよさを知る。

高校生の時は米軍の知識なくて最初「空軍」と思ってたけど、空母から発艦する戦闘機乗りは「海軍」扱いということなど、この36年の間に米軍の映画を観続けて色々学んできた(こういうのだけ脳にスルスル入っていく笑)。

そして冒頭で心と目線を鷲掴みにしたや否や、マーヴェリック(トム・クルーズ)が自前の飛行機の倉庫から、あの懐かしいカワサキのオンロードバイク「Ninja(ニンジャ)」で、爆走ーーーー!!

キャー!!

※前作『トップガン』で、マーヴェリックが愛用していたバイク。これ観てニンジャを買った人多数。

⇧前作『トップガン』のトム。

ニンジャに乗る前、ロッカーを開けて前作にも登場した革のG-1を羽織る!(背中に同盟国である日本の国旗のワッペンもあり♪)

トムの背中に日の丸がー!(→アホ)そしてかけるサングラスはもちろん、Rey-ban(レイバン)のティアドロップサングラス♪※

※米軍御用達のサングラスメーカー。前作『トップガン』がヒットしてこの形のサングラスが日本でも超流行った(日本人はあんまり似合わないんだけどね、渡哲也くらいしか笑)。

もう初っ端からどっかんどっかんファンの心をマッハで奪って行きます!!

マーヴェリックのバイクのキーに戦闘機のキーホルダーがついてて、今回の映画でF-18のキーホルダーを買った私は「トムとお揃い!」♥と大興奮!

2回目鑑賞時に落ち着いて観たら、トムのは前作で乗った戦闘機F-14だとわかって、ほんのちょっとがっかりしたけど、・・・いいの♥。F-18でも十分幸せ♪

ダークスターもかっこいい

マーヴェリックは、出世を望まず大佐どまりで、次世代戦闘機「ダークスター」の開発のプロジェクトのテストパイロットをやっている。

米軍では今、無人飛行機の開発が急速に発展しつつあり、予算がそちらに流れる危機がダークスターチームにも迫る。

プロジェクト打ち切りとケイン少佐(エド・ハリス)から通達が来たのに、やんちゃなマーヴェリックは飛んじゃう♥。

ダークスターがテイクオフ(離陸)する時の、エンジンかけるまでの管制塔のやりとりが超好き。

「エンジンGO」「出力GO」「左エンジン点火」みたいなのを英語で言うのが超かっこいいのだ!!

普通の飛行機のやつも好きだけど、戦闘機の管制塔の時はもっと興奮する(みんな軍だから)♪私も混ざりたいーーーーー。

ダークスターの機体にあるスカンクのロゴは、ロッキード社(航空機会社)の中の独立した組織のものらしい(友達が調べてくれた♪)

マッハ10(超音速。戦闘機の速さの単位)が出せないんだったら、このプロジェクトは頓挫するって聞いて「今日はマッハ9までの約束だろ?」と言うトムの「マッケナイン」みたいに聞こえる発音が大好き♥

ケイン少佐が来た瞬間に飛び立つダークスター。エド・ハリスの真上を轟音と共に飛び立つシーンがすごいド迫力!⇩

飛び立つ時の衝撃風でセットの小屋を壊してしまったので、1回目の撮影の映像を使うしかなかったらしい。(ほんと、小屋の屋根が吹っ飛んでるから面白い)

マッハ10を出せたのはよかったが、欲張りなマーヴェリックはそれ以上を目指してしまい、マッハ10.3でダークスターの機体が耐えきれず墜落。

そこはコミカルに描いているのがまたいいのだ。パラシュートで脱出したマーヴェリックは、田舎町のダイナーにたどり着き、水をもらう。(→このお冷のコップがアメリカンサイズ♥)

次世代戦闘機用のパイロットスーツは、かなり衝撃への耐久性を考えられていて、どちらかというと宇宙飛行士に近いため、田舎の少年から「ここは地球だよ」と言われてしまう。(男の子の食べてるレインボーカラーのシリアルも最高♥)

映画館では、ここで毎回笑いが起きてた。

トムの映画って、前は笑いがほとんど入ってなかったけれど、近年『ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル』から、クスッと笑えるような部分を入れ始めてから、ますますトム映画が魅力的になって面白くなってきたのよね♪

マーヴェリックは、この命令違反によりテストパイロットは解任され、「トップガン」(パイロットのエリート学校)へ赴くことになる。

ケイン少佐(エド・ハリス)の「トップガン」の発音が良すぎて「トップガムム・・・・」になるのが毎回印象に残って楽しい。私もあの発音したい♪

いいなーこういうの聞くと英語勉強したくなるーー。

「もう、君たちのようなパイロットが必要な時代は終わる」とケイン少佐から言われるが、マーヴェリックが部屋を出つつ、「But,not,today(でも今日じゃない)」というのがまたたまらない!

⇧マーヴェリックの倉庫があるモハーヴェ砂漠から、サンディエゴの海軍基地まではこんな感じ♪

2人のトップガンの上司が素敵

新しいニンジャで、新任地サンディエゴにある「トップガン」へ向かうトム。

映画『トップガン』シリーズのお約束、戦闘機と並走するニンジャに喜ぶ、ファン一同♪

今度は新しい黒いニンジャで登場!!しかも上着はMA-1※♪

※パイロット用の上着で、軽く、上空で凍っても重くならないようにナイロン製で作られたもの。裏側は非常時裏返して救出されるためにオレンジ色になっている。前回はMA-1は映画に出なかった。

迎える上官は、ジョン・ハム演じる「サイクロン」中将と「ウォーロック」少将。

マーヴェリックのトップガンの同期であり、現在の海軍の一番TOPの大将であるカザンスキー(アイスマン。演じるのはヴァル・キルマー)の直々の推薦なので仕方なく受け入れたのだった。

⇧ジョン・ハム演じる、トップガンの所長「サイクロン」中将。

いくら敬愛するアイスマンの頼みであっても、マーヴェリックの破天荒な教官ぶりに最初は嫌気がさしていたサイクロンだが、段々と彼の素晴らしい実力と仲間を絶対見捨てない精神に影響され見直していく。

ジョン・ハムがビーチアメフトに行って消えたみんなを探してカフェや飛行場をウロウロするのが、もうたまらなく好き!(BGMが最高なんです ONE REPUBRICの曲)

いかにもサイクロンが不機嫌になるような、無茶な飛行計画を提案したり毎回余計な発言をするマーヴェリックをいさめるウォーロック少将⇧もかわいい♪

「今、言うな、タイミングってもんがあるだろ」ってね♥

生徒たちに教官マーヴェリックを紹介する時の、ウォーロックの渋い声と言い方が最高♪

「・・・・・、コールサイン、マーヴェリック」(字幕版の音声ね♥)

3回目以降の鑑賞になると細部まで観察して楽しみ始める私♪

この2人の襟元にあるバッジで軍の階級がわかります♪ 

最初星が少なくなるほど偉いと思ってたけど(エド・ハリスは2個だから)、多くなるほど偉いみたい♪

だからアイスマンは大将で4つ、サイクロンは中将で3つ、ウォーロックは少将で2つ♪。星のバッジで表す階級も正装の白の軍服の肩のラインとかも萌える~♪

バーでのやんちゃなやり取りに心奪われる

マーヴェリックが久しぶりに元ガールフレンドのペニー(ジェニファー・コネリー)と海辺のバーで再会した時に、トップガンの卒業生たちがどんどん店に入ってくるのがゾクゾクします。

海軍+バー、最高です♪(名前も下限高度、ハードデック)

この時はみんなが海軍の軽装、ベージュのツナギを着てるのも素敵。ついついバッジやワッペン、全部観てしまう。みんながみんな違うワッペンをつけてるのが萌えます。(たぶん所属する基地などで違う)

ヘルメットのデザインも好きにしてよかったり、コールサイン(戦闘機の無線での呼び名)も自分で決めたり、なんか一律揃えさせそうな日本とは違う、米軍の自由さが好き♥。

ペニーが経営するバーがたまらなかった。

ジュークボックスがあったり、みんなバドワイザーを飲んでたり、壁がワッペン(海軍の兵士たちが自分のワッペンを貼っていったもの)だらけで、天井には飛行機のミニチュアや名前入りのマグカップがたくさんぶら下がっていたり。

こういう軍人のたまり場のバーに男としても女としても紛れ込みたかったわーーー!!

男に生まれてたら、戦友と肩を並べてビールをかっくらい、女をナンパしまくる!。

女に生まれてたら、一番のイケメンに「君のもとにまっすぐ帰ってくるよ」と言わせたい!(アホ)

ここに、マーヴェリックの亡くなった相棒グースの息子、「ルースター」(マイルズ・テラー)が登場♪ この登場の仕方が、やんちゃって感じで好き。演技とはいえ、なかなかあの歩き方はできない。

⇧ルースターがバーに登場するシーン

フォードの四駆でビーチまで乗り付けるのが素敵♥。(マイルズ・テラーの愛車も同じ車種)

父親グースと一緒でアロハシャツで登場するのがファンにはたまらない。

マイルズ・テラーは、グースに決まってからの、キャストとの顔合わせの時、アロハに口ヒゲで現れたから、監督はすっごく感激したらしい。さすがルースター!

ピアノを弾き始めた時は「あああ、あれを弾くのか、弾くよ弾くよ、弾いたー!!」って感じでもう感激して大変だった。2回目観に行った時にようやく落ち着いて聴けた。

前作で父親グースが妻(メグ・ライアン)を膝に乗せ、「Great Balls of Fire」をピアノを弾きながらバーで歌ったあのシーンを今度は息子のルースターで再現する。 もう、嬉しいったら!

このシーンのために、本番の7か月前からマイルズ・テラーは練習したらしい。彼自身が実際に弾いているのがサントラにも入ってるらしいからすごいよね。

「ROOSTER(ルースター。おんどり)」のコールサインは、父親が「GOOSE(グース。ガチョウ)」だから、鳥つながりにしたのかな♪

⇧今回のトムのお相手は、腐れ縁という設定のペニー・ベンジャミン(ジェニファー・コネリー)。

カウンターでスマホをいじったマーヴェリックに、ペニーはバーの法則にしたがって全員にドリンクを奢らせ、全額を今日払えないとわかるとパイロットたちを使って彼をバーの外に追い出す笑。 

ペニーみたいに私も海軍パイロットをアゴで使ってみたい笑。

教官と知らずに、ビーチへ追い出すのがハングマン(グレン・パウエル)と、ペイバック(ジェイ・エリス)。

これも形は変えども、チャーリー(ケリー・マクギリス)を教官と思わずにナンパしたマーヴェリックの前作のオマージュで、もうウホウホ喜んじゃった♪

⇧チャーリー(左)とマーヴェリック(右)

CGなしのトムの本気のスカイアクションに感動

トップガンを36年前に卒業した老いぼれ教官をナメてかかっている、トップガンの中でもエリートの卒業生たち。

最初の訓練で、マーヴェリックの只者じゃない飛行技術に驚愕するみんな。

⇧今回のミッションにあたるためマーヴェリックの訓練を受けるトップガン卒業生。

負けたら腕立て伏せ200回とかペイバック(ジェイ・エリス)が言っちゃったもんだから、卒業生たちは、次々にロックオン(ミサイルの標的に固定されること)され、腕立て伏せの刑に遭う笑。

ルースターが腕立て伏せしてたとこを笑って撮ってた他の同期たちも全滅笑。自信満々だったハングマン(グレン・パウエル)が不本意ながら腕立て伏せする表情がかわいい。

CGを使わないと決めたトムは、この飛行経験もない俳優たちを全員脱落者もなく、あたかも戦闘機のパイロットのように半年かけて訓練したっていうのがすごいよね。

プールでの訓練(戦闘服を着たまま着水して機体の模型を反転させて、そこから脱出)や、G(重力)に耐え、慣れる訓練などを軍人並に全部トムが計画。

計画しただけじゃなく自分が一番先に来て計画を再確認したり、先に飛んで上空の状態を確認したりしたから、こんな奇跡的な映画が作れたのよね。ほんと、トム、すごい。

ビーチバレーがビーチアメフトになってたのも粋

もう、このシーンが大好き。前作ではビーチバレーだったのを今回はビーチアメフトに変更。

サイクロン(ジョン・ハム)中将がみんなを探して飛行場まで行くところからバックに流れ始める口笛。

このBGMが最高にマッチしてて、ビーチでアメフトではしゃぐチームマーヴェリックが最高にキュートなのだ♥。(OneRepublicというバンドらしい。この曲最高)

トムもがんばって裸で応戦してるし、みんな超鍛えてて体がかっこいい。

⇩途中、ルースターが踊るのも、前作のグースのビーチバレーを思い出して興奮しちゃう。

こういう男子だけの戯れシーン、昔っから大好き。あーーーこれだからアクション映画や軍隊映画はやめられないわ♪笑。

俳優たちも、どのシーンが使われるのかはわからなかったから、好きにビーチアメフトして楽しんでたみたい。

途中トムが抜けて、満面の笑みでみんなを眺めているのがまたたまらん♪(前作でもトムは途中で抜けてTシャツを着ます)

サイクロンがようやく見つけて「ミッションが間近なのに、アメフトか」と言いながら紅白戦の点数を気にするところとか好き♪

「チーム力を固めてました♪」と余裕の笑みのマーヴェリック、こういう上司がいいな(→身近にこんな肝っ玉の座った上司いない(泣))

アイスマンが出れてよかった♪ 

⇧トムと会うのは久しぶりだったが、前作撮った時が戻ったように自然に楽しい時間が過ごせたらしいアイスマン役のヴァル・キルマー。

36年の間に、マーヴェリックの同期だったアイスマン(ヴァル・キルマー)は、海軍のTOPである「大将」になって登場。

飛ぶことそのものが人生のマーヴェリックと違い、着実に出世してきた、冷静沈着な友。

男子の漫画でも、こういうアメリカのアクション映画でも、冷静沈着な人が主役になることはあまりない。

やっぱりバカをするマーヴェリックみたいなやつが主人公なのよね笑。

でも結婚相手としては、アイスマンの方が安心できるよね笑。しかも最高峰の「大将」になんてそうそうなれるもんじゃないし。

⇧前作『トップガン』で、マーヴェリックの良きライバルだったアイスマン(ヴァル・キルマー)

アイスマン演じるヴァル・キルマーが病気だったから心配してたけど、まさか咽頭がんで「声」を失ってるなんて思わなかった。

続編が決まった時、声がないアイスマンの役どころを危惧されたが、トムの熱望により、ヴァル・キルマーのキャスティングが決まった。

映画ではAI技術で、実際のヴァルの声を使って作成したセリフをヴァルの口の動きに合わせて乗せているらしい。

ハリウッドでずっと主役を張り、一度共演した人をその後もずっと大事にしつづけるトムだから実現できることなんだよねえ(書いててウルウルしちゃう)。

ハングマンがいいキャラ!

『トップガン マーヴェリック』で欠かせないのが、ハングマン(グレン・パウエル)。

彼は、前作のトムと一緒の自信満々でちょっとイタイくらいの生意気なキャラ。

今回は、マーヴェリックの若かりし時と同じようなキャラをメインキャラにしないとこがまた新しい。

グレン・パウエルは、「ルースター役」でオーディションに最終まで残ったけど、マイルス・テラーに決まってしまい、他の役ならこの映画を降りるつもりでいたところをトムに引き止められた。

「自分も小さな役でも脇役でもやったから、今がある。一緒にやろうよ」と。

トムにそう言われたら、やっちゃうよね。(これがトムの人たらしなところ)

結果、映画は大ヒット! 彼も脇役とは思えない主要なキャラをもらって、世界に知られることとなったのは言うまでもない(トムは関わった人たちを一緒に上にあげていく人だから)。しかもかなりオイシイ役笑。

ラストのミッションの時、マーヴェリックのウイングマン(僚機)に選ばれなくて、恥ずかしさと悔しさが入り混じった表情がうまかった。

このオーディションのことを思い出して演技してたのかもね♪

ビーチアメフトの時、ハングマンの投げたボールで、みんなが吹っ飛ぶリアクションのシーン(上の画像)もかわいい♪

これからも「ぶちかませ!」♪グレン・パウエル♪

最初マーヴェリックで、ラストは見事にアイスマン的な立ち位置にいるのが最高です♪

マーヴェリックを恨んでいたルースターの心の変化の描き方がうまい

教官のマーヴェリックにシカト決め込むルースター(マイルズ・テラー)。

嫌いな上司には、呼ばれてもやっぱり1回じゃ振り向かないよね笑。(みみっちい反抗、それでもしたい笑)

「そう、とんがるな」とマーヴェリックに言われても、ツンツンしてかわいい♪

ある日、友人のフェニックス(モニカ・バルバロ)が墜落しかけて、ナーバスになってるとこにマーヴェリックが現れたもんだから、「なんでオレの願書を破棄した!なんで邪魔するんだ!」と今までの不満を爆発!

彼の父親の死に責任を感じてるマーヴェリックは、母親(メグ・ライアン)の遺言を守り、ルースターのパイロットへの道を削ぐべく願書を破棄した過去があったのだ。

息子が母親を恨むことになったらイヤだから自分が悪役になって願書を破棄した理由を黙っているため、激高するルースターに「家に帰れ」しか言えないマーヴェリック。

この激高する時のルースターがまた、うまい♪ マイルズ・テラーうますぎる♪

そしてはぐらかすマーヴェリックにイライラ絶頂のルースターが言ってしまう、禁句。

「親父はそんなあんたを信じて、死んだ」

子供って親心(この場合はマーヴェリックの親心)を知らずに、一番傷つく言葉を平気で言っちゃうよねえ。

ルースターがチームにいることが分かってからマーヴェリックは思い悩み、最終的にミッションにルースターを僚機(ウイングマン。相棒のこと)として選ぶ。

死んでも彼を守る!というマーヴェリックの決心が感じられて泣けてくるのよね。

マーヴェリックの並々ならぬ任務への覚悟と、部下を思う気持ちにルースターはいつしか憎しみから、尊敬へと変わっていく。

自分を信じ僚機に選んでくれたマーヴェリック。

今までの反抗心への謝罪やお礼を言いたくなったのか、出動前に甲板の上でマーヴェリックに話しかけようとするルースターの表情で、気持ちが伝わってくるのよね。(デッキはうるさいからとうとう話せないけど)

初回はこれにまんまと騙されて「え、トム、死ぬの?死なないよね?ルースター、うるさくても今話しときなよ!」などと思いながら観てた笑。

毎回泣いてしまう、ドッグファイト(空中戦)

ラストの緊迫した戦闘機のやり取りは圧巻!

ワシントン州で撮影したらしい。夏と冬にしたんだろうね。いつか、行きたい!途中のアクロバット飛行する橋とかね♪

トムのG(重力)がかかった時の顔がとっても気になる笑。あーーー私も戦闘機乗ったらああなるわー(アラフィフになるとそんなことも考えます笑)。トムよりきっとひどい・・(トムは美容にただならぬ努力をしてます)。

トムは還暦とは思えぬほど若いけど、Gは容赦ないわね笑。他の部下たちは若いからほっぺがビクともしていないのよね笑。

でもそんなトムの苦しそうな表情のおかげで、映画を観てる側も戦闘機に乗ってるようなリアリティを感じることができる、

何回も観てるからトムは死なないってわかってるのに、フレア(ミサイルの赤外線探知の目くらまし用に投射される火薬)が切れミサイルに追われたルースターをかばって、マーヴェリックが被弾し墜落する時、毎回泣いちゃう笑(アホ)。

「ダガー1(※)、被弾(ヒット)!」と無線が繰り返される時の「マーヴェリック!そんな!」みたいなルースターの顔で、何回も泣けてきちゃう。

※マーヴェリックのこのミッションのコールサイン

敵地でのルースターが超かわいい!

そんな真剣なやりとりがあった後、墜落したマーヴェリックを襲うヘリを撃墜して、自分も被弾し墜落したルースター。

マーヴェリックが無事なルースターを見つけて駆けつけてすぐに突き飛ばすのが超かわいい。

「何すんだよ!」 「せっかく助けてやったのになんで帰艦してない!?」「考えるなって言っただろ」

この敵地からいきなり、駄々っ子の息子みたいにマーヴェリックに甘えるルースターが超かわいいの♥。

F-14を盗むときも「マジかよ!?」とか、キョロキョロしたり、ずっこけながら敵の基地にコソコソ忍び込むルースターがかわいくて。

急に父と息子みたいにしたのはマイルズ・テラーの案なのかな、二人のやり取りが最高にエンタメを盛り上げてくれる♪

F-14の離陸準備もルースターだけ忙しいのも笑える。マーヴェリックは指示だけしてさっさと運転席に乗る笑。

友達が「あんなにいっぺんに色々言われても私覚えきらん!」と言ってて笑った。

「えー滑走路ボコボコだぜ?」とかとにかく、ルースターの言葉遣いが急に息子みたいになっててかわいいの。仮にもマーヴェリックは上官なのに笑。

このやりとりがかわいくて、すっかりマイルズ・テラーファンになってしまった笑。

トムの映画は、一緒に出てる人も輝かせるから大好きなのよね。

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

アクション映画に、いらんこと女の出番が多くてイラッとする映画が最近多いが、今回はジェニファー・コネリーがちょうどいい感じで、私は久しぶりに怒らなかった笑。(何様?)

マイルズ・テラーと一緒に出てた『オンリー・ザ・ブレイブ』のジェニファーより、健康的で素敵でよかった♪髪も明るくてゆるいウェーブがセクシー♪

ヨットの操縦の手伝いをトムにさせて「ようやく海軍になったわね」というやり取りも大好き♪

マーヴェリックにバイクで送ってもらった後、ペニー(ジェニファー・コネリー)は一度も振り向かず、「今夜OKよ♥」という意味で家のドアを開けっ放しで中に入っていくのが羨ましい笑。 

ああいう自信満々な態度してみたい!笑

好かれてる自信がないとできないよね!マーヴェリックがそのまま帰ってしまい「蚊」だけ入ってくることにもなりかねん笑。

アイスマンの死は悲しいけど、アメリカ軍のお葬式は最高です!(→不謹慎)

この帽子⇧も、正装の黒の軍服も超かっこいい♥。

亡くなった軍人の妻に渡される国旗を三角に畳んだものが欲しくて欲しくて(お前はサラリーマンの妻だろ)、アメリカに行く度にでっかい星条旗を買うか悩みます笑。

たたみ方の練習もしたいし(夫を勝手に殺すな)。

アイスマンは、米軍の最高峰の大将だから、追悼に戦闘機が飛んだりして、超最高。

マーヴェリックが棺に自分のバッジを上から叩いて埋め込むのがかっこいい(私だったら一発でキメれず、最高級のマホガニーの棺を傷だらけにしそう笑)。

⇧ミッションにおもむく時の、米軍のやり取りにしびれます。

「ダガー1」「ダガー2」「ダガー3」「ダガー4」!(極秘任務のコールサイン)

※ダガー1(マーヴェリック)、ダガー2(ルースター)、ダガー3(フェニックス&ボブ)、ダガー4(ペイバック&ファンボーイ) F-18は1人乗りと2人乗りがある

敵地に爆弾を落とし、抜けるまでの時間をセットする時の

「1マーク」「2マーク」「3マーク」「4マーク」

・・・も、かっこいい!!

追いマーヴェリック仲間(何度もトップガン鑑賞に行く仲間)で日常にも使っていきます笑。

⇧冒頭のマーヴェリック1人での自家用機のメンテナンスシーンからの、ラストはルースターがそれを手伝うシーンで終わる対比が最高です。

親子の絆みたいなものができたマーヴェリックとルースター。

両親をなくしてるルースターも嬉しいだろうし、孤独に生きてきたマーヴェリックにとっても、ようやくルースターとのわだかまりが解けて一緒にいれるのは幸せだよね。

『トップガン マーヴェリック』は、観た人全員が幸せになって映画館を出る。

誰がなんと言おうと徹底的に娯楽を貫くトムが大好き。

映画はそれでいいの、それが最高なのよ!

コロナ禍で、映画館で映画を観る喜びを再確認させてくれたトム。映画館もこの映画のおかげで潤いを取り戻して、トムは本当に救世主だよ。

こんな映画を作ってくれるトムに感謝です。

映画『トップガン マーヴェリック』のキャスト

@『トップガン マーヴェリック』(2022年 米)

ピート・(マーヴェリック)・ミッチェル大佐・・・・・・トム・クルーズ

ブラッドリー・(ルースター)・ブラッドショウ大尉・・・マイルズ・テラー

ペニー・ベンジャミン・・・・・・・・・・・・・・・・・ジェニファー・コネリー

ジェイク・(ハングマン)・セレシン大尉・・・・・・・・グレン・パウエル

トム・(アイスマン)・カザンスキー大将・・・・・・・・ヴァル・キルマー

ポー・(サイクロン)・シンプソン中将・・・・・・・・・ジョン・ハム

ソロモン・(ウォーロック)・ベイツ少将・・・・・・・・チャールズ・パーネル

チェスター(ハンマー)ケイン少将・・・・・・・・・・・エド・ハリス

ナターシャ・(フェニックス)・トレース大尉・・・・・・モニカ・バルバロ

ロバート・(ボブ)・フロイド大尉・・・・・・・・・・・ルイス・プルマン

ルーベン・(ペイバック)・フィッチ大尉・・・・・・・・ジェイ・エリス

ミッキー・(ファンボーイ)・ガルシア大尉・・・・・・・ダニー・ラミレス

ジェイビー・(コヨーテ)・マチャド大尉・・・・・・・・グレッグ・ターザン・デイヴィス

【2022】ジャスミンKYOKOの映画私的ランキング

1位・・・・・『トップガン マーヴェリック』

2位・・・・・『マークスマン』

3位・・・・・『潜水艦クルスクの生存者たち』

4位・・・・・『ハウス・オブ・グッチ』

5位・・・・・『流浪の月』

6位・・・・・『エルヴィス』

7位・・・・・『グレイマン』

8位・・・・・『バーニング・ダウン 爆発都市』

9位・・・・・『スティルウォーター』

10位・・・・・『ギャング・オブ・アメリカ』

11位・・・・・『クライ・マッチョ』

12位・・・・・『海上48hours -悪夢のバカンス- 』

13位・・・・・『ザ・ロストシティ』

14位・・・・・『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』