『渇きと偽り』(ネタバレレビュー)田舎の排他的なあるあるが満載♪エリック・バナが渋くてカッコいい!

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

田舎の、よそ者を寄せ付けない排他的な空気が満載なサスペンスと聞けば、行かないわけにはいかない(→田舎者なので散々イヤな目に遭っている)。

しかも、舞台は干ばつのオーストラリアで、主演はエリック・バナなら、映画館がどんなに遠くても行かなければ。(実際遠くの映画館まで行った)

年を重ねたエリック・バナが本当に渋くてかっこよかった。

ストーリーも、過去と現在をいったりきたりするけど、混乱することなくうまく作られていて素晴らしい。

村人がみんな怪しくて、映画を観ながらバナと一緒になって犯人探しをするのが楽しかった。

こういう田舎の最悪な部分を描いた映画が大好きです。(そうそう、あるある!とイヤな部分を確認するのが好き笑)

320日も雨が降ってないオーストラリアの町の、大地も心も渇ききったサスペンス、バナの魅力とともに楽しめます。

ストーリー

メルボルンの連邦警察官でエリートであるアーロン・フォーク(エリック・バナ)は、幼馴染の同級生が自殺し、葬儀に来て欲しいと彼の両親から手紙が届く。

フォークは過去にイヤな事件もあり、町に行くのは気が進まなかったが、葬儀に参加するだけのつもりで向かうことにした。

幼馴染のルークの死には不審な点があり、地元の保安官と一緒に捜査にあたることになるが、捜査が進むにつれ、フォークの過去に起こった忌まわしい事件の内容と村人たちの秘密が明らかになっていく。

ここから下はネタバレレビューです。

サスペンスの謎解きは面白いので、観てない人は読まないでね。

お葬式でも帰りたくないの、わかる!

⇧アウディに乗って登場するエリック・バナ、かっこいい♪

アーロン・フォーク(エリック・バナ)は気が進まないながらも、高校までいた自分の地元に向かう。

彼が関わった昔の事件については、はじめに観客に知らされることはなく、映画が進んで行くにつれ事件の内容がわかっていく仕組みで、主人公のフォークも疑わしいと思わせているのがうまい。

ただそういう事件がなかったとしても、垢抜けてメルボルンの連邦警察官というエリートになったフォークに、村人の好奇の目が行くのは当然だった。

田舎は暇だから、そういう情報を欲しがる人物が多いのよ(泣)。

・・・刺激に飛びつく笑。

あけっぴろげな人は噂のターゲットにはなりにくい。

フォークみたいに寡黙で、あまり語らない、謎が多い人の素性を知りたくなるのが、噂好きの人々。(これは田舎じゃなくても噂好きの人間の共通だけど)

田舎は刺激が少ないから、こういう人の割合も多くなるんだよねえ。

不謹慎だけど、外国人の「お葬式にもサングラスをしていい習慣」に憧れます♪服もノースリーブでも胸開きのドレスでもいいのが最高。

幼馴染のルークは、小学生の息子と妻を自宅で銃殺した後、湖の跡地に行って銃で自殺したらしい。生まれたばかりの赤ちゃんの長女のみが生き残った。

葬儀が終わり、村人が遠巻きにヒソヒソしている状況からようやく逃れられるとフォークが思った矢先、ルークの父親から呼び止められる。

「息子は自殺じゃない。家族を殺したりしない。誰か違うやつがやったはずだ」

一刻もここを離れたいフォークは、管轄が違う旨を伝えて断る。

「お前、あの時、嘘をついていたよな。うちの息子ルークも」

昔の事件の痛いところを突かれたフォークは、数日残って捜査をすることを渋々承諾する。

フォークがメルボルンに表彰されるほどの凄腕連邦警察官だと知っていたルークの父親は、事件をこの村の者じゃない人に捜査してほしかったのだろうね。

こんな脅しに屈するなんて、フォーク、あんた過去に何したの??

観客は思わず引き込まれていきます。

田舎の排他的な感じがありありと描かれる

フォークは、やむなく滞在を延長した。

宿は、田舎を舞台にしたアメリカ映画にもよく出てくる、1階がパブで、2階が宿泊施設もやってるお店。

私がここ出身だったら絶対泊まりたくないけど笑、アメリカかぶれとしては一度はこんな宿に泊まってみたい♪(この映画はオーストラリア制作のオーストラリアを舞台にしたものだけどね)

映画『スイング・ステート』では、NYからやってきた政治家の広報(スティーブ・カレル)が、パブで話したことや泊まった部屋で話したことが全部翌日には村人に筒抜けになってしまう超口軽なマスターの宿が出てきた。

スティーブ・カレル(コメディ俳優)だから笑えるけど、自分がされたらたまったもんじゃないよね。

その点、この映画のパブのマスターは、すっごくいい人で、そこは救われた。

村人が「お前のいる場所はここにはない」とか「出ていけ」などひどいことを言ってきた時に「この人にだってビールを飲む権利はある」と一緒になっていじめたりしないのが素晴らしい。

そうなのよ、「それはそれ」が通じないやつが多いのよ。

自分が何かされたわけでもないのに、人から聞いた話だけで仲間はずれにしたり悪口言う人いるよねえ。

⇧フォーク(エリック・バナ)を訪ねてきた、幼馴染女子グレッチェン。

おいおい、パブでそのまま飲まんかい。宿の2階に上がっていったら誤解されるでしょうが。

屋上で飲んだからホッ(いちいち心配してしまう私)。

高層ビルって訳でもないし、誰かどっかから見張ってるだろうから(田舎あるある)、「あいつらデキテる」って疑いは晴れるだろうけどね笑。

田舎でそんな緊張感のない行動をしたら命取り!笑

⇧フォークがこの町に来た時から、つっかかる男グラント。

「オレはこの町出たことないけど、最高だよ」っていう田舎の人なら、本当に素敵なんだけど、海外旅行に行くことすら内緒にしていかないといけない田舎町は辛い(→私の町笑)。

新しいことや、他の人と違う行動をすると、とたんにやっかみが入る(→田舎あるある)。

全員がそうじゃないけど、何しろ狭いコミュニティなので、そういうことが起きがち。

田舎の人には「個々の自由」と「人間関係の適度な距離間」というのをほんと学んでほしい。

たぶん、田舎でずっと暮らしていける人は、イヤな目に遭わずに済んできた人。

そんなもんだと諦めることができる人。→私はこれができなかった

この2点じゃないでしょうか?

映画の中で描かれるオーストラリアの現状

⇧昔遊んでいた川が完全に干上がってしまった状態を眺めるフォーク(エリック・バナ)。

オーストラリアが年々、地球環境の激変で干ばつがひどくなっているのは知っていたけど、まさか、320日も雨が降らない町があるなんて!!

一瞬でも油断したら、森林火災になる怖さ。

とにかくカラッカラなのだ。

日本は梅雨が憂鬱だったりするけれど、雨をもっとありがたく思わないといけないね。

アメリカ映画の、田舎の青春あるある

これは、オーストラリアの映画だけど、アメリカ映画によく出てくる「田舎の青春あるある」が出てきます。

活発で運動神経よくて、クラスの人気者みたいなキャラがルーク。

⇧ルーク。人気者なので、自信過剰。時々ふざけすぎる(ホラー映画だったら一番先に死ぬタイプ笑)。

田舎のガキ大将って感じの、町の狭い世界しかみんなが知らない間のみモテるタイプ。

⇧ちょっとおとなしめだけど、女子に優しいフォーク。

エリック・バナの青春時代を彼が演じています。

同窓会で久しぶりに会うと、おとなしかったり存在が薄かった人が、オシャレでイケてる大人になってたりして驚くことがあるよね。

エリック・バナみたいになってたら、みんな振り向くよ!笑

これも「田舎の青春あるある」、女子は2人ともルーク(ガキ大将)が好きというパターン笑。

小中高時代って、クラスの人気者につい目がいっちゃうからね。

⇧ちょっと大人びたエリー(後ろ)と、おっとりしたグレッチェン(手前)。

思春期なので、仲良しグループのようでいて、みんなその中にそれぞれ好きな人がいるっていう、大人になったら面倒極まりない構成笑。

おとなしい男子は、田舎の狭い世界では女子に相手にされないけど、グループの中に思春期男子にキスしたいならしてあげてもいいよって大人びた女子が必ずいる笑(洋画に出てくる田舎の青春あるある)。

その大人びた女子がエリー⇧。

ルークとケンカしてむしゃくしゃしてた日、心配してついてきたフォークにキスしてあげたエリー。

そんなことされたら、フォークもエリーのことが気になってしょうがなくなるから、ルークの彼女と知りながら、つい放課後に「川で会おう」とメモを渡しちゃったりする笑。

それをルークがチラっと見てたり。(はー青春のもつれだわー♪)

メモを渡した日、エリーは待ち合わせ場所の川に現れず、翌日同じ川でエリーの溺死体が発見される。

⇧町を離れるフォークに、別れの挨拶をしにきたグレッチェン。

エリーが持ってたメモが原因で、フォークは容疑者となってしまった。

しかし、その日夜遅くまでグレッチェンと会っていたルーク(お前はグレッチェンにも手を出してたのか)に、お互いピンチだから口裏合わせるよう頼まれ、「2人で釣りをしていた」と嘘をついてしまった。

恋愛沙汰だったり、門限や親への手前とか若者にはバレたらめんどくさいことが多いのはわかるけど、殺人事件かもしれないのに、若者たちはよくよく考えずにその場しのぎの嘘をついてしまうよね。

そこを正直に言っていたら、もっと深く捜査したかもしれなかったのに、エリーの事件はそのまま迷宮入りする。

村人からのいじめがエスカレートして、フォークの家族はとうとう町を出ることになったのだった。それから20数年フォークはこの町に近づいてもいなかった。

いつも田舎のいじめで思うのは、不確かな根拠でよくそこまで人をいじめ抜けるなということ。

田舎の保安官にちょっとムカつく

⇧この町の保安官、レイコー(キーア・オドネル)。

フォークは、亡くなったルークの両親から頼まれ、町のただ1人いる保安官レイコーに頼んで、ルークの農場の帳簿を見せてもらう。

こんな事件の捜査は初めてで、自信がないレイコーが、

「初動捜査に間違いがあったりしたらいけないから、一緒につきあってほしい」と、メルボルンの連邦警察官であるフォークに頼む。

憧れのフォークと一緒に仕事ができるのが嬉しいとも言っていたレイコー。

⇧家にまで招き、妊婦の奥さんを紹介。

奥さんは夫の適正を見抜いていて、「彼は警官には向いてないので、補佐してほしい」とレイコーが席をはずした時にフォークに言う。

自殺と思われたルークや彼の家族を撃った弾丸はレミントンというライフル(青い弾丸)。

しかし、彼が自宅に持っていたのはウィンチェスターというライフル(赤い弾丸)。

銃乱射事件が起きてからというもの、オーストラリア政府はかなり厳しい銃規制を敷いていて届け出の義務がある。(アメリカみたいに気軽に買えない)

ますますルークが家族を殺して自殺したという線は薄くなりつつあった。

この銃の赤い弾丸やら青い弾丸とか、そういう見せ方も楽しい。それを最初に踏まえた上で、フォークが聞き込みをする度に観客も一緒になって村人の持ってる銃の弾を観ながら自分も捜査をしている気になれる。

「あ、こいつレミントンじゃん」とかね。

思ってもみない人がレミントンライフルを持ってたりして、ますます謎が深まる。

親しく会話を続けながら、そこはちゃんとしっかり観てるフォークが素晴らしい♪

ただ、フォークの滞在が長引くにつれ、過去の事件の噂がまたぶりかえしはじめると、この保安官が急に「そんな人と捜査を続けられない」とか言いだすのよ怒。

町に配属された時、そんな噂は聞いてたでしょうが。あんたが手伝ってくださいと頼んだくせに。

こういう町の噂に右往左往して、恩人にこんなセリフを吐くやつは、保安官以前に人としてどうかと思う。

まあ、こんな人間の方が多いかもしれないけどね・・・。「向いてない」って言った奥さん、鋭いね。

捜査をする人は、噂に左右されず常に客観的な視点を持ってなきゃね。

せっかくクリスチャン・スレーターみたいで、キュート!と思ったのに、バナにそんなセリフ吐いたから幻滅笑。

秘密を持ち過ぎな村人と、相変わらず渋くてカッコいいバナ

⇧幼馴染のグレッチェン。

小さな狭い世間に暮らしている毎日に、垢抜けてスタイル抜群のイケオジになったフォークが現れたら、そりゃあ、見つめたくなるでしょう笑。

私もうちの田舎で見かけたら、二度見します笑。

幼馴染でもあり、殺されたルークの妻の同僚でもあるグレッチェンの家に聞き込みがてら寄って一緒に昔のアルバムを観ていたフォーク。

お酒も入ってたのと懐かしさからか、グレッチェンといい雰囲気になります。(なんでそうなる!と思いたいけど笑)

やめろー!近づくなー!!(映画とは無関係な感情笑)

でもちょうどいい時にグレッチェンに電話がかかってきて、エロ事は中断♪(アホ)

グレッチェンが電話中もそのままアルバムをめくっていたフォーク。

あーあ、きっとなんか見つけちゃうだろうなあと思ったら。

グレッチェンの1人息子がルークとの間の子であることに感づいてしまう。

息子が生まれた日の写真を引き伸ばして大きな写真にしていたグレッチェン。その大きな写真はルークが生まれたばかりの息子を抱いている写真だった。

いくら幼馴染であっても、ルークが抱いた写真を大きく引き伸ばすはずはないからね。引き伸ばすとしたら息子1人の写真だろうし。

殺されたルークの長男と同い年のグレッチェンの息子。結婚する前にグレッチェンと浮気したのか、それとも妻とケンカした時に、むしゃくしゃしてグレッチェンと寝たのかはわからんけど。

この村はみんな秘密を抱えすぎ!!

すっかりエロい気持ちが萎えたフォークは、「ハドラー家(ルークの両親)に伝えるべきだ。彼の孫でもあるんだから」と言い、グレッチェンの家を後にする。

バカなグレッチェン、秘密を抱えてるならいくらイケオジになったフォークが来ても、油断してアルバムなんか見せたらいかんよー。彼は連邦警察官なんだからー!!

エロ気分が萎えてホッとした私笑。(ちゃんと映画を見ろ)

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

もしルークが借金を抱えての無理心中なら、生まれたばかりの長女も殺すはずなのに殺さなかった。

帳簿を確認すると、ルークの農場は赤字ではなかった。

その日にアリバイがない農場主の1人はレミントンライフルを持っていたが、フォークの引掛け質問に引っかかり、ゲイの薬剤師と逢っていたことをつきとめられた。(こんな田舎じゃカミングアウトも厳しいよね)

息子の父親がルークだと明かせないグレッチェンにも何かしら一家を殺す動機はある。(彼女もレミントンライフル所持)

みんな、怪しい。しかもフォークの過去もまだ全部は判明しないし、いまいち信じきれない・・・そんなうまい作り方のサスペンス。

亡くなったルークの妻が手帳に残した走り書き「grant」は、村人の「グラント」のことではなく、「学校の申請補助金」のことだとわかった時から事態は急展開します。

パブで、スロットをしすぎる小学校の校長も怪しいなと思っていたけど、彼が犯人だった!

「申請補助金」を使い込んでいたのを経理をやっていたルークの妻に発見されたため、彼女を口封じに自宅で殺した際に、ルークの息子に観られたため射殺、すべてをルークのせいにするために彼を呼び出し殺した。

⇧小学校の校長先生が犯人だった!

追い詰められると、特に偉い位の人ほど、保身に走る傾向が多いから(失うものが多い人ほどそうなる)本人に申請金の帳尻が合わないことを聞くのもいいけど、身近な人にも少しは話しておかないと怖いよね。

最初は自分の身に危険が及ぶなんて思わないから、何の気なしに相談してしまったり、調べたりするんだろうけどね。

この校長は、ギャンブル依存症で、自分の祖国(イギリスだったかな)でも多額の借金をしていて、借金取りに追われる過去を持っていた。

校長の妻が世間知らずっぽいのも気になった。夜な夜なパブでスロットをしてるのも知らない風だったのよねえ。

ただこういうときの男の結束ってすごいから(昔、職場で男の同僚がみんなで風俗に行ったのを秘密にしていた笑)、村の男の間では「ギャンブル好き」で通ってても奥さんの耳には入ってなかったのかも。

すべてが明るみになり、保安官とフォークが追いついた時には、校長が焼身自殺を図ろうとしていた。

勝手に死んでくれる分にはいいけど、320日も雨が降っていないこの町で焼身自殺をするなんて、村人全員を殺すのと同じなんだということが、フォークとレイコーの慌てぶりと身を挺した止め方でわかる。

事件が解決し、もう二度と訪れることはないだろうこの町を立ち去る前に、フォークは、昔エリーと待ち合わせした場所に立ち寄る。

彼女が川で泳ぐ時、いつもリュックを隠していた岩の隙間を思い出し見てみると、隙間を覆った大量の落ち葉の中から彼女のリュックが出てくる。

そのリュックには彼女の日記があり、父親から日常的に暴行や性的暴行を受けていたことと、この町を出てくと決めた日が、フォークと待ち合わせをした日であり、彼女の溺死体があがった前日であったことがわかる。

彼女は追いかけてきた父親に見つかり、激昂した父親から溺死させられたのだった。

雨が多い地域ならこのリュックは流されていて、日記の文字も消えていたに違いないからこの町だからこそ残っていた証拠だろう。

過去の事件のエリーに起こった真相は予想がついたが、父親の犯行までは月日が流れすぎていて立証できないから、フォークは真実を掘り起こしはしないだろうなと思った(そこまでは描かれずに終わる)。

過去の事件の結末も今回の事件のラストも、オーストラリアの環境の悲惨さの実情を含んでいて、緊迫感とメッセージ性もあり、大満足でした。

ハリウッドで活躍しているバナが、こうやって故郷の映画にも進んで制作に関わり出演するというのは、オーストラリア国民の誇りだろうね。

話も好みで、バナもかっこよくて、大満足な秀逸のサスペンスだった。

映画『渇きと偽り』キャスト

@『渇きと偽り』(2022年 オーストラリア)

アーロン・フォーク・・・・エリック・バナ

グレッチェン・・・・・・・ジュネビーブ・オライリー

レイコー・・・・・・・・・キーア・オドネル

ホイットラム・・・・・・・ジョン・ポルソン

【2022】ジャスミンKYOKOの映画私的ランキング

1位・・・・・『トップガン マーヴェリック』

2位・・・・・『マークスマン』

3位・・・・・『潜水艦クルスクの生存者たち』

4位・・・・・『渇きと偽り』

5位・・・・・『ハウス・オブ・グッチ』

6位・・・・・『流浪の月』

7位・・・・・『エルヴィス』

8位・・・・・『キングダム2 遥かなる大地へ』

9位・・・・・『アキラとあきら』

10位・・・・・『グレイマン』

11位・・・・・『バーニング・ダウン 爆発都市』

12位・・・・・『ザ・コントラクター』

13位・・・・・『スティルウォーター』

14位・・・・・『ギャング・オブ・アメリカ』

15位・・・・・『LAMB/ラム』

16位・・・・・『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』

17位・・・・・『クライ・マッチョ』

18位・・・・・『海上48hours -悪夢のバカンス- 』

19位・・・・・『ザ・ロストシティ』

20位・・・・・『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』