こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
さて、KBCシネマに行ってきました♪。
KBCのポイントカードが溜まったことをすっかり忘れていた・・・・。期限は2日後・・・(;^ω^)。
私に見れそうなものは、これくらいかもと思って行った作品(笑)。ずーんと来て帰りは疲れて帰りました。
ただ、今の自分にメッセージのように思えたお話だったので、KBCの帰り道、もんもんとしながら歩いたのは、ありがたい出来事だった。
TOP画像出展:https://ouattheater.blogspot.com/2018/10/foxtrot2017.html
もくじ
エリック・バナが年取ったらこんな感じになるのかな?主役のおじさまがイケメンだった
出展:https://ttcg.jp/human_yurakucho/movie/0481600.html
主役のお父さんミハエルが、イケメンだった。日本のおじさまもこのくらい渋く育ってほしい(アホ)。
エリック・バナがもっと年取ったらこんな感じになるのかな・・・(同じユダヤ人だから勝手にそうなると思っている)。
ある日、軍の通達が来て、息子が戦死したことを告げられたミハエルとダフナ夫婦。
妻は気絶し、夫は言葉にならない、苦痛の時間を過ごす。
十数時間後、失意の2人にそれが「誤報」だったと知らせがくる。
激戦地で戦っていると思いきや、何の変化も訪れない国境の任務についていた息子。
この誤報によって運命が変わっていく家族を描いたお話。
お父さんが怒るのはごもっとも。そこから分かった夫婦の溝
出展:https://www.youtube.com/watch?v=G9H2mD0_cyU
こんな間違いがあって、たまるか!っていうの。お父さんが軍のミスに怒り狂うのはすごくわかる。
妻は「生きていたからいいじゃない」と簡単に引き下がるんだけど、それは気絶していたからそこまでの怒りが沸かないってだけだと思う。
悲しみを押し殺して、葬儀や事務手続き、次々と来る親戚の対応なんかの作業をずっとしてきた方が、我慢した分、怒りが湧くのは当然だよ。
でも、その時の、妻の夫へのたしなめ方に なんだか「冷たい空気」を察知してしまった(笑)。
あ、この夫婦。昔何か、あったんだ・・・。(^▽^;)
女特有の、心が冷めきってしまった目・・・(笑)。
どんなに男があがこうとも修復の出来ない溝・・。
こちらも長い間我慢してきたからこその、怒りがキャパを超え、愛情という溶岩が冷えて固まりきった感じが笑)。
ヒエー。
夫婦は「我慢」が一番いけません(笑)。「噴火」する前にちょこちょこ消火しないと(笑)。
妻がニコニコしてるからって油断は禁物。
男子は鈍いから、時々自分から意図的に妻の「不満のマグマ」を鎮火させてあげる必要があります。
一瞬の面倒くささを取るか、一生を台無しにするかです(笑)。
今は退職後の人生も長いので、ぜひ早めに取り掛かりましょう。
息子の任務で、イスラエルの置かれている立場が垣間見える
出展:https://ouattheater.blogspot.com/2018/10/foxtrot2017.html
色んな神様がいっぱいいる日本人にとっては、1つの聖地を取りあって戦争まで起きてしまうことがあまりピンとこない。
その聖地を守るためなのか、アメリカと親交が深いイスラエル。
しかし、そのことにより、アメリカが嫌いな近隣諸国からは、針のむしろ状態だ。
こんなラクダしか通らなそうな道でも、毎日監視し、危険は常に排除しなけれなならない。遊びたい盛りの10代の戦士が勤務するのは、とても辛い場所だ。
毎日が同じことの繰り返し。ラクダばかりを通していては、張りつめていた緊張の糸も、緩む日だってあるよね。
退屈な彼たちが銃を抱えて踊るステップ。
「FOX TROT フォックストロット」というステップで、前⇒横⇒後ろ⇒横と四角形を描きながら元いた場所に戻る。
映画の原題がこの名前になっていて、「運命は巡り巡ってまたやってくる」って意味とこれを掛け合わせたのかな。
劇中、主人公が母親に会いに行く時、社交ダンスを楽しむ老夫婦が出てくるけど、イスラエルでは社交ダンスが盛んなんだって。
このステップは、見たことあったけど、名前はこれで初めて知った。イスラエルの人はほとんどが知ってるのかもね。
気になった、くだらないこと
出展:https://eiga.com/movie/88446/
息子が戦死した知らせを聞いて、お父さんが自暴自棄になり、トイレにしばらくこもっているんだけど、悲しみを紛らわせたいあまり、熱湯を手に浴びせ続ける。
あんな熱湯をトイレに出す必要があるのか。(そこ?笑)
イスラエルは、熱湯がトイレの手洗い場に出るのかと気になった(笑)。
お母さんが作っているケーキの毒々しさが気になった(笑)。
薄暗い部屋で、ベットリ厚塗りチョコレートケーキに、真っ赤なザクロの実を1つずつ、埋め込んでいた・・(^▽^;)。怖い・・・。せめて電気をつけてくれ・・・。
途中、アニメになった時は『キル・ビル』を初めて観た時のように帰りたくなったけど(笑)、最後までちゃんと観てよかったです(笑)。
『キル・ビル』
私にドンピシャのメッセージ
子供と親、夫婦の過ごす時間とあり方を考えさせられる映画でした。
最近、大学生の息子ちゃんが、来月から友達と2人暮らしをすると言った。
今までの自分としては、「でかした!」「やるじゃないか」「かっこいい!」という感情が出てくるものだと思っていた。
意外にも最初に感じたのは「なんだ、寂しいな」。
やるじゃん、男子はそうでなきゃ!という感情ももちろん生まれたけど、最初にパッと感じたのは、20年間、その辺にうろうろしてた息子ちゃんへの寂しさだった。
メリル・ストリープの『恋するベーカリー』で、娘がNYに暮らすために家を出ていく時、残されたメリルが寂しそうなのを観て、私もいつかそういう気分を味わうのかなと思っていたけれど。
『恋するベーカリー』
出ていく10代、20代の若者にとっては、目の前に広がる「自由」と「可能性」で頭と心がいっぱいで、置いていく親の気持ちまでは頭が回らない。
そんな私も25年ほど前はそうでした(笑)。
姉妹の中で一番怒られていた私は、結婚して、あまりもの「自由」に嬉しくなって「私はたとえ、離婚することがあったとしても、二度と実家には戻るまい」と誓ったのだった(笑)。
実際にそうだったけど(笑)。
今の息子ちゃんもまさしく、その頃の私そのまんまで、アパートを探しに行ったり、新しい暮らしを考えたりするのが楽しそう。
私と一緒で「自由」を一度楽しんだら、戻ってこない可能性が高い(笑)。
「来月~急だーーー」と思っていたのが、「4月からに延期になった」と聞いた時、この映画を観た。
4月までの5か月間を、大事に幸せに過ごそうと改めて思わせてくれた、いい映画だった。
なんだよ、いい映画なのに『キングスマン ゴールデンサークル』に負けるのかよ?と思ったあなた(笑)。
わたくしジャスミンは感情移入が激しいため、あんまり考えさせられすぎる映画は疲労困憊してしまうのです(^_^;)。
したがってコリン・ファースとアクションが勝ちました(笑)。
映画『運命は踊る』のキャスト
@『運命は踊る』(2017年 イスラエル)
ミハエル・・・・・リオル・アシュケナジー
ダフナ・・・・・・サラ・アドラー
サミュエル・マオス監督
【2018】 ジャスミンKYOKO 映画私的ランキング
1位・・・・『レッド・スパロー』
2位・・・・『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
3位・・・・『ミッションインポッシブル フォールアウト』
4位・・・・『クワイエット・プレイス』
5位・・・・『MEG ザ・モンスター』
6位・・・・『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
7位・・・・『オンリー・ザ・ブレイブ』
8位・・・・『ホース・ソルジャー』
9位・・・・『スリー・ビルボード』
10位・・・『デトロイト』
11位・・・『トレイン・ミッション』
12位・・・『レディ・プレイヤー1』
13位・・・『女は二度決断する』
14位・・・『ウインド・リバー』
15位・・・『ゲティ家の身代金』
16位・・・『SHOCK WAVE 爆弾処理班』
17位・・・『プーと大人になった僕』
18位・・・『ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』
19位・・・『キングスマン ゴールデンサークル』
20位・・・『運命は踊る』
21位・・・『イコライザー2』
22位・・・『15時17分、パリ行き』
23位・・・『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
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