『ワイルド・スピード JETBREAK』あなたたち走り屋じゃなかったの?笑 戻ってきたハリウッド感!!

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

行ってきました!ツッコミどころ満載の映画に!!

最近上映する映画が増えてきて嬉しかったけど、この『ワイルド・スピード JETBREAK(ジェットブレイク)』で、久しぶりにハリウッド感を味わえた!

ロック様とステイサムが今回出ないのでドム度(ドミニク。このシリーズの主役のヴィン・ディーゼル)が高かったのがちょっとね笑。まあ、許そう(彼は主役だよ!笑)。

なんていうの、もうこういう映画って悪者のやること3つくらいしかないから(テロ、核兵器、ウイルス)、今更何から世界を守るかはもう、どうでもいいの笑。

ただ、世界のあちこちでロケしたのを見れて、車がバンバンぶっ飛んで、ぶっ壊れて、チャンチャンよかったね!でいいのだ(ひどい言いよう笑)。

すごくスカッと楽しめました!!

最後におまけもあるので、クレジットが流れ始めても帰らないように。



ストーリー


20年も続く人気シリーズの第9作!。

ドミニク(ヴィン・ディーゼル)はレティ(ミシェル・ロドリゲス)と息子のブライアンと3人で平穏に田舎町に暮らしていた。

そこにミスター・ノーバディ(カート・ラッセル)が乗った飛行機が墜落し、世界を揺るがす存在となる物体が何者かに奪われたとの知らせが。

ドミニク(以下ドム)のファミリーは中南米に奪還に行くが・・・。

奪ったその組織にドムの弟ジェイコブ(ジョン・シナ)が関わっていることを知ることになる。

弟の登場で、父の死に関わる因縁がドムを苦しめて行く。

 

色んな国が出てきてただただ嬉しい

もうね、コロナ禍でこじんまりしたアクション映画を観続けたせいで、どんなにドム度が高くても今回、すっごく嬉しかったのよ!!

アメリカはもちろん、中南米、ロンドン、エディンバラ、トビリシ(ジョージア国)、とにかくあちこちが出て来て最高だった!

ドコドコ風に見せかけたわけじゃなくちゃんとロケしてた!!!素晴らしい!!!

一番気に入ったロケ地はエディンバラ!

英国屈指の世界遺産が立ち並ぶ石畳の中をアキュラ(ホンダNSXの海外版)やジャガーが走り回るのはたまらんかったーーー♪

 

走り屋さんなので、とことん「車」にこだわる

映画の冒頭、ストックカーレース(普通の車を改造して走るアメリカで人気のカーレース)のレーサーだったドムの父のレースのシーンから始まってテンション一気にあがった私!!

キャー!!あれ絶対ロケ地はデイトナ・サーキットよ!!(トム・クルーズの『デイズ・オブ・サンダー』の舞台になった、私ももちろんミーハーで行った!)

さて、ワイスピはほんと車好きにはたまらないスーパーカーがわんさか出ます!

ドムのダッジ・チャージャー(黒)はやっぱりかっこいいし、弟が乗るフォードのマスタング(青)もかっちょええー!

中南米のジャングルで、普通はSUV(4駆)を選びそうなもんだけど、走り屋さんにとっては、街乗りの車ってのが重要なのね!!笑。

日本のヤンキーさんたちもそうだもんね!笑(セダンやクーペ※が必須!)

※セダンは乗用を目的とした4ドアで主に4~6人乗り、クーペはデザイン重視の2ドアで主に2人乗り

もともと日本の走り屋とストリートカーレースを融合して生み出されたものだからその辺を意識してるのかも。

あんなに木の根っこやら石ころがあちこち転がってても、クーペなのに腹をまったくこすらないし、パンクもしない笑。まあ、ドムのチャージャーは前回氷の上でも滑らなかったからね笑。

6作目の『ユーロ・ミッション』でステイサムに殺されたはずのハン(サン・カン)がオレンジのトヨタスープラに乗って登場!!(ハンは元々はマツダのRX-7愛用)

わー死んだはずのハンがブライアン(故ポール・ウォーカー※)御用達のスープラに乗って復活なんてシャレてるわい♪

※ポール・ウォーカー・・7作目『スカイ・ミッション』を撮影の途中、プライベートの自動車事故で40歳で他界。ワイスピただ一人のイケメン枠だったので泣いた女子は数しれず。

スープラは生産停止してたけど、今回装いも新たにこちらも復活!!

トラックの磁石に吸い付けられてトヨタの86が大破!

キャストが乗った車でもないのに、芸が細かいんです!

ヒャーーー!!もったいない!

レティ(ミッシェル・ロドリゲス)がジャングルで乗りまくるバイクも、ヤマハで、ワイスピは日本の車がでまくりというのも魅力になっています♪

この映画を観る時はいったん「SDGs」や「燃費」は忘れましょう笑。ガソリン車最高!!



今度の敵はドムの弟!?

今まで(全8作、今度は9作目)弟の存在なんて何も言ってなかったけど、今回取ってつけたように弟が登場笑(ワイスピは何でもありだからそのくらいじゃファンは驚かない笑)。

今回ロック様(ドウェイン・ジョンソン。ドムのライバルであり友人の警察の役)が出ないからか、弟ジェイコブ役のジョン・シナも現役プロレスラーからキャスティング♪。

顔も体もとにかくゴツかった笑。

トレット兄弟、魅力なし(ドムとジェイコブのこと笑)。

ドムの方はアクション映画にたくさん出てるけど、ヴィン・ディーゼルって好きじゃないからこのシリーズしか観ないのよね笑(主役なのにかっこいいと思ったことがない悲しさ)。

 

ドムがシリーズ最高にカラダを張る!?

シリーズ6から8までをロック様やジェイソン・ステイサムに脅かされていたからか、2人が出ない今作では「自分の方が主役だ!」と言わんばかりのドムのアクションヒーローなみの大活躍。

今まで、車のドライビングテクニックは神の領域というのは観てきたけど、ビルの間を飛んだり、走ってる車の屋根に飛び乗ったのは観たことないわよ?笑。(注目してないから覚えてないのかな笑)

いつからイーサン・ハント※に笑?

※トム・クルーズの人気シリーズ『ミッション・インポッシブル』の主役の役名。トムはこの役をすべてノースタントでやりきるのが魅力。


⇧今作には出ていない、ホブス(左。ドウェイン・ジョンソン。ニックネームロック様)とデッカード・ショウ(右。ジェイソン・ステイサム)。

ステイサムとロック様が一時期目立ってたからねーそりゃあ、気持ちわかる笑(私もステイサムが出るから7作目から観たもん)。

毎回観る度に思うんだけど、ドムを演じるヴィン・ディーゼルが制作に加わってるからか、ドムのセリフ回しってちょっとクサイのよねー(ひどい!笑 ヴィン・ディーゼルファンすみません)。

毎回、アクションする時「命を懸けて家族を守る感」出しすぎなのよ笑。

ちょっとしたアクションの時もレティに別れの言葉を言うからクサイ笑(主役は死なんからそう何度も言わなくていいのだ)。

スタちゃんは敵を倒しに行く時、毎回そんなこと言わないわよ笑(まあ、最強だからね笑)。

 

ハン生きてた、柿の種と一緒に復活!

シリーズ6作目のラストでジェイソン・ステイサムに東京で殺されたはずのハン(サン・カン)が復活!!↑

長年シリーズを見てるファンの人(特に男子)は、ポッと出のステイサムがハンを殺したのに、次作ではドムファミリーと仲良く敵をやっつけるというストーリー展開に不満だったらしい。

でもそのステイサムのおかげで、世界中のステイサムファン女子を取り込めたので(もちろん私も含む)、シリーズは軒並み大ヒット!!

ハンはスナック菓子が大好きなキャラ。

そんなハンが劇中で柿の種を食べてたことが話題に(私は柿の種まで気づけなかったけど・・ステイサムの持ち物なら気づいたかも!笑)。

上のポスター画像でも柿の種を持ってる笑笑。

長い間東京に潜伏してたからあの美味しさにハマったのかもね♪わかる!

ネットでも話題になってたから、亀田製菓の作戦が功を奏したのは間違いないね♪

ハンの車スープラの色も「柿の種」カラー!!笑

これから見る人はハンの手のスナックにも注目してね♪

 

シャーリーズ・セロンはもう飽きた

カリメロ頭でもきれいなのはシャーリーズ・セロンだけ笑(昭和の人間はわかるよね)。

前作『ワイルド・スピード ICE BREAK(アイスブレイク)』でも敵だったのにー。

一緒に見た友達が「もう飽きましたね」と言ってて笑った笑。

悪役の配役も楽しみの1つだから、同じのは出さないでほしいというのが私らの意見♪

透明の強化プラスチックのケースに入って登場し、まるで『007 スカイフォール』や『ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション』の悪人ばりの扱いをされていた・・。

サイファ(シャーリーズ・セロン)、そんなに怖がるほどの悪人かしらねえ(アクション映画の女の悪役に厳しい私笑)



ローマン&テズのコンビはいいけど、いらん女が増加

⇧ワイスピのお笑い担当のテズ(左)とローマン(右)。

2人は笑いを追求するあまりに、ジェットエンジンを載せたポンティアックでとうとう・・・!?


⇧ハンの娘?のような存在の日本人女子(アンナ・サワイ。後部座席)は、敵に捕まった時はなすがままに言うこと聞いてたのに、救出されたら急に機銃をぶっ放す!

ランボーかよ。

機銃をぶっ放せるなら、敵のいいなりなんてならんやろ。抵抗せんか!

 


⇧ブライアン(故ポール・ウォーカー)の妻で、ドムの妹のミアがなぜか武闘派に転身し登場。

お前はさんざんブライアンに家庭に入ってと懇願してた女じゃなかったか!(怒)

そんな女がなぜ前線にでてくる!

今回、またいつもの風潮でレティ以外に強い女キャラがたくさん投入されていました・・(そんなの求めてないのに泣)。

アクション映画にそんな世の中の流れを組み込まんでよろし!

女は写りを気にして鼻血まみれにもならんから、つまらんのよ・・・。

どうしても強い女をたくさん投入したいなら、別シリーズを立ち上げてくれ!

しかも今回はこのシリーズの醍醐味?である、いい車に群がってくるTバックにミニスカやマイクロミニパンツのセクシー女子が少なかった気がする・・・。

あの女子たちがいてこそワイスピなのに!!いらん気遣いはやめてくれー!。

 

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

⇧ドムの青年時代を演じたヴィニー・ベネット。

初めて見た俳優さんだけど、ドムというより、ベニチオ・デル・トロの青年期という雰囲気笑。

さて、ワイスピを見た劇場はでっかいシアターに超満員!

私の観る映画はいつも少数のおじさんしかいないので笑、久しぶりに大作を見た!って感じで嬉しかった。

毎度のことながら、この映画の客層は特徴的で、走り屋風のお兄さんとその彼女らしきサラサラロングヘアーの女子のカップルをたくさん見かけます。

彼らにとっては「2年に一度の夏のお祭り」だからか、ポップコーンやどでかいコーラを持ち込んですごく嬉しいのはわかる・・・。

わかるが、上映時間ギリギリになってから現れ、暗闇で進んでたため、私たちの席の近くでポップコーンをこぼして係員を呼ぶために何度も行ったりきたりしたり・・・。(ジュースならわかるが、ポップコーンなら後でいいやんか)

CM始まっても(係員の清掃が終わるまで)立ってスマホをイジってる・・・。

やめてくれーーー。視界を邪魔するなーーーー!!ここは海の家じゃないぞーー。

映画冒頭を邪魔されそうでハラハラしました笑。

あと、ちょっと気になった箇所はレティとミアがハンを探しに東京に行った時(これはいかにもセット)、2人が頼んだラーメンに山盛りキャベツが乗ってたこと。(ちゃんぽんじゃないのか!?)

全容が観たいので食べるのを待ってたら、2人はかき混ぜただけで食べなかった!(日本のソウルフードを!笑)

ハリウッドあるあるの「間違った漢字」が看板や標識に今回は見受けられなかったのでその点では合格!笑。

それにしても、このシリーズ、回を追うごとにスケールが増していってます!

1作目はほんとただの走り屋だったのに笑。それなのに最近はなぜか政府機関から頼まれた仕事をして世界中を飛び回る・・・。

7作目も8作目も政府機関に協力するのは何かしら、理由がありました。

でも今回は、アメリカの秘密の政府機関の重要なポストのミスター・ノーバディが世界を破滅に陥れる物体を奪われた時、なぜかまっすぐドムたちに助けを求めます。

特殊部隊や諜報部員などすごい機関をすっ飛ばしてただの走り屋さんたちに頼むのです笑。

そんな矛盾やツッコミどころはアホみたいにあるけど、そこを楽しむのがこのシリーズである笑。

 

映画『ワイルド・スピード JETBREAK』のキャスト

@『ワイルド・スピード JETBREAK』(2021年 米)

ドミニク・トレット・・・・・・ヴィン・ディーゼル

レティ・オルティス・・・・・・ミシェル・ロドリゲス

ミア・トレット・・・・・・・・ジューダナ・ブリュースター

ローマン・ピアース・・・・・・タイリース・ギブソン

テズ・パーカー・・・・・・・・クリス・ブリッジス

ラムジー・・・・・・・・・・・ナタリー・エマニュエル

ハン・ルー・・・・・・・・・・サン・カン

ジェイコブ・トレット・・・・・ジョン・シナ

サイファ・・・・・・・・・・・シャーリーズ・セロン

ミスター・ノーバディ・・・・・カート・ラッセル

 

【2021】ジャスミンKYOKO 映画私的ランキング

1位・・・・・『ラスト・フル・メジャー』

2位・・・・・『KCIA 南山の部長たち』

3位・・・・・『ヤクザと家族 The Family』

4位・・・・・『プロミシング・ヤング・ウーマン』

5位・・・・・『グリーンランド 地球最後の2日間』

6位・・・・・『ある人質 生還までの398日間』

7位・・・・・『ビバリウム』

8位・・・・・『RUN』

9位・・・・・『インヘリタンス』

10位・・・・・『ワイルド・スピード JETBREAK』

11位・・・・・『アオラレ』

12位・・・・・『キル・チーム』

13位・・・・・『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』

14位・・・・・『秘密への招待状』

15位・・・・・『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』

16位・・・・・『アウトポスト』

17位・・・・・『聖なる犯罪者』

18位・・・・・『ジェントルメン』

19位・・・・・『ファイナル・プラン』

20位・・・・・『ゴジラVSコング』

21位・・・・・『ノマドランド』

22位・・・・・『キング・オブ・シーヴズ』

23位・・・・・『AVA/エヴァ』

24位・・・・・『テスラ エジソンが恐れた天才』

25位・・・・・『Mr.ノーバディ』

26位・・・・・『カポネ』