『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』

こんばんは。ジャスミンKYOKOです。

今夜はやっと『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』。

面白かった!!

前作より驚きは少ないものの、男くささと、終わらないアメリカとメキシコの攻防戦。

次々と新しいビジネスを考えだすメキシコの闇社会。

この日はなんと、ユナイテッドシネマキャナルシティ博多の企画で、一夜限り、旧作の『ボーダーライン』と2本立ての日だったのだ!
『ボーダーライン』
しかもドリンクとポップコーン(大)付で2500円。お得です!

久しぶりの2本立てに疲れるかと思いきや、面白くてまったく疲れなかった♪

男くささ、万歳です!!(笑)
↑TOP画像出展https://www.tadamonkugaiitakute.com/29301.html




トランプが壁を建てようというのも、この映画を観れば分かる気がする


出展:https://natalie.mu/eiga/news/303926

ジョシュ・ブローリン頑張ってるなあ(≧▽≦)。

今度のボーダーラインは、「密入国ビジネス」!!

自分で志願してアメリカに行きたい人から密入国料を取るメキシコの麻薬カルテル。

アメリカに行きたがる者は後を絶たないし、麻薬をアメリカに運んで売りさばく前に没収されたりして売り上げがパーになることもない。

しかも、密入国者が捕まったりしても、リスクはないしね。

強制送還されてもまたその者が密入国すれば、またお金が取れるという、麻薬よりオイシイビジネス。

アメリカ南部で自爆テロがあり、15人もの死者が出た。

首謀者はどうやらメキシコから密入国してきたらしかった。

事態を重くみたアメリカ政府は、CIAのマット(ジョシュ・ブローリン)に命じ、国境地帯の麻薬カルテルにある作戦をしかけ、かく乱し、カルテル同士の抗争を引き起こし自滅を狙う。

アメリカが自国を防御すればするほど、他国は手を結び、法の目や監視の目をかいくぐり、恨みを晴らしに行く。

アメリカが、南米にとって麻薬の大きな市場とは知ってたけど、前回の『ボーダー・ライン』を観るまで、麻薬戦争がここまでになってるとは思わなくて怖ろしすぎてビックリした。

それぐらい前作の『ボーダー・ライン』は衝撃だった。

麻薬戦争のここまでの実態を知ったFBIの彼女(エミリー・ブラント)が驚き、感情や正義をぶつけ、見届けて行くさまに観ていたこちらも一緒になってハラハラドキドキしたからね。
『ボーダーライン』

 

麻薬王の娘がかわいい

@https://natalie.mu/eiga/gallery/news/307942/1029611

この作戦に巻き込まれる、コロンビアの麻薬王の娘、イザベル。

気が強いし、かわいい。

麻薬カルテルの娘って学校に行っている間は、辛いよねえ。

みんな本気で仲良くしてくれなさそうだし(^_^;)。絶対よそよそしくなるよね。

家庭教師の方が良さそうだけど、人間関係の中でこそ養われる目ってあるからね。

俗世の修行みたいなもんなのかなあ。

 

こういう映画を観ると、TOPの考え1つですべてが変わる世の中の勉強になる


出展:https://natalie.mu/eiga/gallery/news/307942/1049824

会社の方針もTOPが変わっただけで180度変わって、下で働く身としては、こうコロコロ変わられたんじゃたまったもんじゃない!と思うことが多々あるよね。。

お客様のことを考えて方針を変えるなら納得だけど、自分の保身と、評価のためにする上司が多かったからねえ。

ましてや、ここはアメリカとメキシコの国境。こっちは命を張ってるのに、大統領の支持率に作戦が左右されるなんてたまったもんじゃない(^_^;)。

パワハラなんて通じない世界。

それでも、この組織で働く意味ってなんなんだろうね。

愛国心?使命?

こんな映画を観ると、自分の会社での上下関係がちっぽけな感じに見えて、多少のパワハラなんてへっちゃらになりますよ(笑)。

今はそんな目にはまったく合わない会社にいるから恵まれて平和ボケしそうな感じだけど♪

映画はいいねえ、癒しにも励ましにも、「諦め」にもききます♪

「イヤなら辞めろ」「やるか、やらないか」

ここの男たちの世界はシンプル。

自分なりの美学や生きる指針を持ってないと、「給料」だけではやっていけなさそう。

わたくしジャスミンは、こういう映画は相変わらず大好きだけど、10代の時と、40代の今じゃ見ていて見方がちと違う。

10代「サイテー、自分のことばっかり考えて!絶対 許せん!」

40代「上司は変わらない。変わらないなら自分はどうするか。」

ココがオトナですな(アホ 笑)。

映画は色んなことを思いださせてくれるし、色んなことを考えさせてくれるから、いいよね(^^♪

 

ベニチオ・デルトロはやはり砂埃が似合う

出展:https://realsound.jp/movie/2018/11/post-284210.html

危機迫る状況で、2人になった、無口で無骨だけど優しい男と子供のやりとり。

こういうのに弱いよねえ。たまりません!!

男子は武器や、アクションに目が行くのかもしれないが、犯罪映画を観る女子用にこういうシチュエーションが組み込んであるに違いない。

最近、久しぶり見たけど『レオン』のジャン・レノとナタリー・ポートマン、『パーフェクト・ワールド』ケヴィン・コスナーと少年、とかね。
『レオン』
『パーフェクト・ワールド』
犯罪者なんだけど、女子供には優しい・・・というポイントを加えると、女子ファンが増えるのは間違いない。

『トランスポーター2』のジェイソン・ステイサムみたいにね( ̄▽ ̄)。
『トランスポーター2』

しかも「口数が少ない」というのが絶対的ポイント。

ペラペラしゃべるヒーローはあんまりかっこよくない(笑)。

高倉健がかっこいいのも口数が少なくて、優しいからだ。

映画では、それが必須なんだけど、実際の生活ではあまりにも無口な男はストレスだよね(笑)。

アクション映画の見すぎで10代~20代の最初あたりは「無口な男」に絞っていたが(笑)、あまりにも自分からばかり話題を振るのがきつくなり、「多少はしゃべる男」にタイプを方向転換した(アホ)。

今でも「ペラ男(オ)」には、魅力を感じないけどね( ̄▽ ̄)。

ベニチオ・デルトロも無口キャラなので、渋いし、かっこいい。

彼女に自分の失った娘を投影させているのか、とにかく守り抜く。シビレます!!

デルトロを知ったのは『トラフィック』からで、あれもアメリカとメキシコの麻薬問題のお話だった。
『トラフィック』
あの頃から老けてたから、あれから10数年経ってても若い♪。

『ザ・ファン』や『ユージュアル・サスペクツ』に出てたのを後から知ったけど、とにかくメキシコの赤茶けた感じがすごく似合う。

『ザ・ファン』 『ユージュアル・サスペクツ』
デルトロ君としては、たまに違うのに出たいんだろうね。

何を思ったか、こないだの『スター・ウォーズ』に出てたけど(笑)。
『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』

 

前作より男くさいけど、またそれもよし

出展:https://eiga.com/movie/89428/

アメリカに何回も行ってるけれど、本当に同じ国なの?というくらい、メキシコに近いここは、違う世界だ。

こんな荒涼とした土地がいつまでも続く、テキサス州。

前回は、観ている私たちを代弁するかのようなエミリー・ブラントの存在が素晴らしかったけれど、今回は「躊躇」がもっとも命を失うと身に染みて分かっている男たちが勢ぞろいなので、一切の躊躇も迷いもない。

それはそれであまりにも他国なのにやりたい放題なのにビビるけど(笑)、「法」なんか守ってちゃ大挙してやってくる彼らを防ぐことなどできない。

壁問題はほんと、切実なんだなあと感じた映画だった。

でも、地球の核くらいまで壁を作らないと穴すぐ掘っちゃうよ(^^;。

そういえば、日本にボートピーポーが大量にやってきた時期があった。

あの時、ニュースを観て少しゾクッとしたものだ。

日本も他の国から大量に不法入国者が押し寄せてきたとき、トランプみたいな政策があれば、支持してしまうんじゃないのかな?

「人種差別はいけない」言葉はたやすいけれど、こんな事態になった時に本当にそう言えるなら、素晴らしい人かもしれない。

綺麗ごとじゃない現実をぜひ、映画館で見てくだされ。




映画『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』のキャスト

@『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』(2018年 米)

マット・・・・・・ジョシュ・ブローリン

アレハンドロ・・・ベニチオ・デルトロ

イザベラ・・・・・イザベラ・モナー

スティーヴ・・・・ジェフリー・ドノヴァン




【2018】 ジャスミンKYOKO 映画私的ランキング

1位・・・・『VENOM ヴェノム』

2位・・・・『レッド・スパロー』

3位・・・・『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

4位・・・・『ミッションインポッシブル フォールアウト』

5位・・・・『クワイエット・プレイス』

6位・・・・『MEG ザ・モンスター』

7位・・・・『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

8位・・・・『オンリー・ザ・ブレイブ』

9位・・・・『ホース・ソルジャー』

10位・・・『スリー・ビルボード』

11位・・・『デトロイト』

12位・・・『トレイン・ミッション』

13位・・・『レディ・プレイヤー1』

14位・・・『seach/サーチ』

15位・・・『女は二度決断する』

16位・・・『ウインド・リバー』

17位・・・『ゲティ家の身代金』

18位・・・『SHOCK WAVE 爆弾処理班』

19位・・・『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』

20位・・・『プーと大人になった僕』

21位・・・『ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』

22位・・・『キングスマン ゴールデンサークル』

23位・・・『運命は踊る』

24位・・・『イコライザー2』

25位・・・『15時17分、パリ行き』

26位・・・『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

 

 

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