『ウルフズ・コール』主人公が活躍しない映画笑

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

フランスが作った潜水艦映画『ウルフズ・コール』を観てきました♪

潜水艦映画が大好きなわたしとしては、知ってしまったからには行くしかない笑。

もちろん、お供は軍モノ好きな映画の会のMちゃんです。

観た結果・・・やっぱり、フランスが作った潜水艦映画は軍モノであっても「おフランス」だった笑。

途中面白いところもあったけど、映画『ハンターキラー』みたいに、「よかったね!!解決!」スカッとせず、軍モノであってもモヤモヤで終わります笑。

今回、潜水艦ものとしては珍しく艦長ではなくソナー係(音声分析官)に注目してるのが興味津々だった。

しかし「黄金の耳」と呼ばれる主人公の彼があまり活躍しないのよ・・・(T_T)。映画的には最初は失敗しても後は挽回♪っていうのをつい期待してしまうけど、そこはフランス笑。

フランス海軍の危機回避の優先具合に疑問を感じた映画でもあった。ほんとに本気の危機の時、あんななの???という疑問がふつふつ・・。

でも、潜水艦は好きなので、ソナー係の裏側を知れたのはよかったかな。




ストーリー

フランス発の潜水艦映画。

「黄金の耳」と呼ばれるたぐいまれな聴覚の持ち主、シャンテレッド。潜水艦のソナー係(音声で敵艦を分析する係)としてチタン号に乗船していた。

シリア沖で「ウルフズコール(狼の遠吠え)」のような正体不明のソナー音※に、シャンテレッドは敵艦かクジラか判断を迷う。

※水中を漂う音波を用いて、その物体の大きさ、距離などを測る装置に入る音。

他国の海域のため危機迫る中浮上もできず、彼の判断にゆだねられる。

潜水艦ものととしては珍しい「ソナー係」に注目した作品。

上官にオマール・シーや、レダ・カテプのフランスの大物俳優が名を連ねる。

映画『ハンターキラー』を期待していくと、ガッカリする

かっこいいジェラルド・バトラーが艦長を務めた『ハンターキラー』は、ものすごく面白かったので、今回はフランスだしきっとそれはないとは思っていた。

やはりアメリカかぶれなので、アメリカの指揮系統と最新の潜水艦に慣れて?いるので、チタン号の内部のゴチャゴチャ感と古さにいきなりガッカリ(笑)。

後から原子力潜水艦の大きいのが出てきたので「これよ、これ!」とホッとした。

最初の掴みのシリア沖での潜航中、敵地に潜入してた潜水チームを救出する場面はハラハラして期待感が増大♪

しかしその後、「黄金の耳」を持つシャンテレッド(通称ソックス)は失敗をバネに奮起し、挽回し成長した一人前のソナー係になるのかと思いきや・・・。

ダメね、アメリカ映画の『トップガン』あたりで細胞に叩き込まれた感覚をフランス映画はものの見事に覆す(笑)。

ある意味、予測がつかない映画とも言える。

潜水艦が潜航する深海より奥が深いフランス映画・・・笑。

 

フランス海軍の制服にはシビレなかった

フランス海軍の潜水艦チームの制服が、たぶん「効率重視」なんだろうけど、ウインドブレーカの上下みたいであんまりかっこよくないのよね(^_^;)。

濡れないし、風にも強いんだろうけど・・・うーむ。

事務室ではセーターに直接勲章のタグをつけれるようになってたけど、着てる人が体鍛えてなかったからちょっとイマイチ(散々言うな)。

やっぱりアメリカ海軍の制服が超かっこいい!

映画『ハンターキラー 潜航せよ』ではゲーリー・オールドマンが着る正式な服、副官のコモンが着るベージュタイプ、そしてジェリーが艦内で着てた濃紺のジップアップスーツ。

3種類とも超シビレます。制服のデザインがよだれものなのよう~。

まあ、フランス海軍がどんなの着てるかわかっただけでいいかな。

 

主人公がこうも活躍しない映画にはビックリ笑

いくら「黄金の耳」だろうとも、上官がすぐ横で「どうだ」「どうなんだ」「何かわかったか」「早くしろ!」とデカイ声でせかすなら、いい判断は出来ないと思う。

聞こえんやろ!

デンゼル・ワシントンも、ジーン・ハックマンもハリソン・フォードも、ジェラルド・バトラーもソナー係の近くではちゃんと静かにしてたよ?

主人公の靴下くんも途中で任務を投げ出すなど、「正気か!」と思える行動してとても応援できないやつで困った。

フランス映画らしく、ラブシーンはちゃんとあります笑。でも胸に耳あてて心臓音を聴く彼氏ってイヤだー笑。

 

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

映画『フューリー』でも最初は超たよりない新人くんが、戦闘を通じて成長し、最後は頼れる兵士として活躍した。

なのに、今回の彼は新人でもないのに、一番大事なとこで逃げ出す・・・「えーーーーっ!!!」

「お前!戻らんかー!!!」

艦長でもないのに映画館で叫びたくなる笑。

欧米かぶれとしてのポイントは、パーティの時の青いケーキにセクシービキニ女子の砂糖菓子が飾ってあったとこ♪。うわー美味しくなさそう!でも、そこが最高♥

応援のし甲斐はなかったけど、ソナー係の試験が見れたのは面白かった。

ソナーの音を聞いて「ロシアの〇〇、スクリュー6枚」などと当てるのがすごかった。

「地獄耳」ってイヤな意味に使われるけど、海軍なら「黄金の耳」としてもてはやされるのね。ふふふ。

任務を投げ出したのと(しつこい)、フランス海軍の制服があまりかっこよくなかったのと、フランスの指揮系統のあり方に「???」疑問をものすごく感じたのもあり、潜水艦は好きだけど、22位。

それと、戦う敵がね・・・。

主演がアーロン・エッカートというのと、目玉焼きを焼き防弾ベストを着た最初の5分間のおかげで『ライブ・リポート』の方が勝った笑。

『幸せのまわり道』のぬいぐるみで話しかけるシーンより、やっぱり潜水艦の方が好きかな笑。




映画『ウルフズコール』のキャスト

@『ウルフズコール』(2019年 米)

シャンテレッド(ソックス)・・・・フランソワ・シヴィル

ドルシ・・・・・・・・・・・・・・オマール・シー

グランシャン・・・・・・・・・・・レダ・カテブ

提督・・・・・・・・・・・・・・・マチュー・カソヴィッツ

ディアナ・・・・・・・・・・・・・ポーラ・ビール

【2020】ジャスミンKYOKOの映画私的ランキング

1位・・・・『ランボー ラスト・ブラッド』

2位・・・・『フォードvsフェラーリ』

3位・・・・『黒い司法 0%からの奇跡』

4位・・・・『バッドボーイズ  フォー・ライフ』

5位・・・・『1917 命をかけた伝令』

6位・・・・『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』

7位・・・・『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』

8位・・・・『グッバイ、リチャード!』

9位・・・・『オフィシャル・シークレット』

10位・・・・『スキャンダル』

11位・・・・『デンジャー・クロース 極限着弾』

12位・・・・『透明人間』

13位・・・・『ミッドウェイ』

14位・・・・『リチャード・ジュエル』

15位・・・・『マザーレス・ブルックリン』

16位・・・・『エジソンズ・ゲーム』

17位・・・・『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』

18位・・・・『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』

19位・・・・『TENET(テネット)』

20位・・・・『ペット・セメタリー』

21位・・・・『ライブ・リポート』

22位・・・・『ウルフズコール』

23位・・・・『幸せへのまわり道』

24位・・・・『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』

25位・・・・『ポップスター』




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