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『モスル　あるSWAT部隊の戦い』思ったのと違う・・・。

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

そうです、自分が悪いんです。「イラク戦争」やら「SWAT（スワット。警察特殊部隊）」と聞くと、よく調べもせずに行くからね笑。

観だしたら・・・・なんやねん、「米軍」関係ないんかい！

米軍が撤退した後の、崩壊したイラクでのお話でした・・・・・（泣）

それなら、ポスターをもうちょっといかにもアラブ人の人で撮ってほしかったよ、そしたら間違えないのにーーーー。

上映時間はかなり短いのに、長く感じた笑。

たまに戦闘シーンは迫力あったけど、米軍のやり取りが好きな私としては、がっかりした映画であった・・（泣）。（いや、自分が一番悪いんだけどね笑）

ストーリー

2011年、オバマ大統領は、ピーク時にはアメリカ兵17万人を投入したイラク戦争に終止符を打とうと撤退を命じた。

イラク戦争の終わった後、荒廃したモスルの街（イラク北部）に現れたのは「IS（イスラム国。イスラム過激派組織）」だった。

自分たちの故郷を「IS」から守ろうと立ち上がった元警官たち（もう警察も機能していないため）。

軍隊さながらの装備で少人数になりながらも街のために戦った男たちの実話。

本気で作った荒廃した街のセットに衝撃

この映画を観て、よくイラクでアメリカが映画を撮影できたな、と感心した。

すると、違ったのだ！

モロッコに作った、まるごとモスルの街のセットだったのだ。

イラクで撮影したんだ、すごい！と思わせるほどの精巧な作りでほんとビックリした！

シリアやイラクの、爆撃で荒廃した瓦れきそのものの街だったからね。

映画で一番よかったのは、この街の再現具合だったかも（自分の好みじゃないからってひどい言いよう）。

警察が機能しなくなった時、警官はどこに向かうか

元警官だったジャーセム少佐（左）にリクルートされて、モスルの街をISから守るSWAT部隊に入ったカーワ（右）。

「母親だけの家庭で育ったな」とジャーセム少佐から言われてしまうほど、最初はのんきな考えだった。

それでも仲間に裏切られ、仲間が死んでいく度に面構えが変わっていき、最後には隊で先陣を切るようになる。

こんな若い彼も、アサルトライフルを手に「未来」などは考えずに、今を生きれるかどうかの毎日を過ごしてるんだなと思うと、「明日何の映画見ようかな」とかのんきに考えてる先進国の私らはほんと、恵まれてるなと感じてしまう。

国が荒廃すると、隣国や先進国のくいものにされる

⇧イラクの荒廃したモスルの街で、「IS」にも「SWAT」にも武器を売るイランの武器商人。

タバコとライフルを物々交換する。タバコの方が貴重なのだ。

国が荒廃すると、こうやって隣国がつけねらってくる。

アメリカがやってしまったこと（イラク戦争。9.11の報復としたが実際は間違いだったと言われる）は、こんなにも罪深い。

最近、アメリカはアフガニスタンからも急に撤退したが、撤退したとたんにタリバンがいとも簡単に征服してしまった。

その20年の間に資本主義を観た人たちの中に、民族同士が戦うことがいかに不毛なことだということをわかった人が多数いてほしいなあ。（手本のアメリカでさえも人種差別のデモで大変みたいだが・・）

もし日本が急にロシアとか中国に植民地にされたら、私はずっと欧米主義を貫くやつとして捕らえられそう・・・笑（隠れアメリカかぶれ）

最近は独裁国家が、普通に頭角を現してきてるからね・・・（サ○ジとか、トルコとか、ベラ○ーシとかね・・・）

そんな目に遭わないためにも日本よ、がんばってくれー。米国の属国と言われようとも！

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

モスルの街を守るために結成されたSWAT。

街を守るために警官が自ら軍隊のように結束して作ったSWATの行動と、そこに加わった少年の成長を描いて行くお話ではあったけど、米軍じゃないとこうも私の気持ちが盛り上がらないものかと自分にあきれた笑。

ラストの戦いも思った以上に盛り上がらなかったので、締まらなかった。

こんなに志が高い隊長なのに死に方が笑える最後だったので、これからラストという時に緊張感を奪われた笑。

しかもラストは「うーん」という感じだった。「え？これで終わり？」

実話だからしょうがないんだけどね。

ただ、イラクやアフガニスタン、シリアなどの人々は、こんな日常を送ってるのか、こんな21世紀の今でも・・・と思想や宗教、自国や隣国、先進国のエゴが絡むと、発展したくともできないのかなあと難しさを改めて感じた。

「やれば出来る！」という人はいないんだろうか（スクール・ウォーズじゃないんだから）。

独裁国家が恐れるのは、インターネットでの他国の裕福さや自由さを国民が知ってしまうこと。

だから今中国は徹底規制してるんだろうな、あの人口で反旗を翻されたらたまらんからね。

さて、ランキングはシビアです笑。自分が内容を調べずに行ったくせに！

＠『モスル　あるSWAT部隊の戦い』（2020年　米）

ジャーセム少佐・・・・・スヘール・ダッバーシ

カーワ・・・・・・・・・アダム・ベッサ

１位・・・・・『ラスト・フル・メジャー』　　

２位・・・・・『KCIA　南山の部長たち』

３位・・・・・『最後の決闘裁判』

４位・・・・・『スイング・ステート』

５位・・・・・『ヤクザと家族　The Family』

６位・・・・・『プロミシング・ヤング・ウーマン』

７位・・・・・『グリーンランド　地球最後の２日間』

８位・・・・・『ある人質　生還までの398日間』

９位・・・・・『クーリエ　最高機密の運び屋』

10位・・・・・『ビバリウム』

11位・・・・・『アイス・ロード』

12位・・・・・『RUN』

13位・・・・・『インヘリタンス』

14位・・・・・『ワイルド・スピード　JETBREAK』

15位・・・・・『アオラレ』

16位・・・・・『キル・チーム』

17位・・・・・『ミアとホワイトライオン　奇跡の1300日』

18位・・・・・『秘密への招待状』

19位・・・・・『死霊館　悪魔のせいなら、無罪。』

20位・・・・・『モンタナの目撃者』

21位・・・・・『ハロウィン　KILLS』

22位・・・・・『OLD』

23位・・・・・『アウシュビッツ・レポート』

24位・・・・・『モーリタニアン　黒塗りの記録』

25位・・・・・『孤狼の血　LEBEL2』

26位・・・・・『クワイエット・プレイス　破られた沈黙』

27位・・・・・『アウトポスト』

28位・・・・・『聖なる犯罪者』

29位・・・・・『ジェントルメン』

30位・・・・・『ファイナル・プラン』

31位・・・・・『ドント・ブリーズ２』

32位・・・・・『ゴジラVSコング』

33位・・・・・『ノマドランド』

34位・・・・・『キング・オブ・シーヴズ』

35位・・・・・『AVA／エヴァ』

36位・・・・・『テスラ　エジソンが恐れた天才』

37位・・・・・『Mr.ノーバディ』

38位・・・・・『白頭山大噴火』

39位・・・・・『モスル』

40位・・・・・『キャンディマン』

41位・・・・・『カポネ』

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